雪と熱い肌
雪が降る中で湯に浸かるというのもまた風情があっていいものだと、サボは空を見上げながら削り出しの石で造られた露天風呂でふぅっとひと息ついた。旅行の計画を立てたときに見つけた宿自慢の露天風呂である。しかも全部屋についているわけではなく、たったの二室。そのうちの一室がとれたときのフレイヤの嬉しそうな顔を思い出すだけで、サボは幸せを隠しきれない。
しばらく一人で静かなひと時を過ごしていると、ガラッと引き戸が開く音がした。湯煙の向こうにひとつの影が見える。ゆっくり近づいてきたフレイヤがかけ湯で温めたのを確認してから手招きする。
「待たせてごめんね」
フレイヤを湯の中に招き入れたあと、サボはすぐに背後からぴったりくっついた。彼女の身体を抱え込み、待ちわびていたと言わんばかりに耳元に唇を寄せる。
「待ってた」
「ぁ、ちょっと、んンっ……」
胸をやさしく包み込むように揉む。乳白色の温泉の中で、柔らかい肉に自身の指が食い込む光景はなんとも言えない卑猥さがある。寒くて尖りはじめた胸の先端をいじるとフレイヤの身体が震えた。
「ふっ、ぁ……ッ」
屋外という意識がフレイヤを委縮させるらしく、控えめな声がかえってこちらを煽っている気がする。我慢しなくていいと囁くと、悩ましい吐息をさせて彼女がこくんと頷いた。素直で可愛い。
片手を腹の下へ滑らせていき、さらに太ももを割って秘処に指を這わす。一番敏感な場所に親指を擦りつけた途端、ひと際甘い声をあげた。その声が湯けむりに混ざって溶け、そのたびに自分の息も荒くなっていく。
サボは彼女を露天風呂の縁に座らせて上から下までじっくり見つめたあと、
「雪とフレイヤ。いい眺めだな」
思わずこぼした。温まってほんのり赤くなった頬に白い肌。その美しい肌に雪が一片、二片と舞い落ちていく様は幻想的でさえある。もどかしそうに震えているフレイヤを見ながら、「そんなに震えてどうした。雪のせいか? それともおれか?」意地悪な問いかけをする。
サボはフレイヤの足を割って開き、その間に顔を埋めた。舌先で突起をつつけば背中がわななき、可愛い啼き声を聞かせてくれる。
「あっ、ゃ、ぁあッ……」
「可愛い。もっと聞かせてくれ」
降り続ける雪の中、サボは夢中でフレイヤの身体を堪能した。
2025.12.21 たし恋